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がんばれるのは、どんなときだろう。
踏ん張れるのは、どんなときだろう。
自分を認めてくれるひと言。
肩をたたく手の温かさ。
遠くから見守るそのまなざし。
待っている人の存在に気づいたとき、
立ち直れると信じられる。
たとえ時間がかかっても。
Time with Hope
進む、希望とともに。
犯罪からの立ち直りには,彼らを見まもり支える地域社会のあたたかい心が必要です。また,彼らが立ち直り,二度と犯罪を犯さなければ,私たちが暮らす地域も安全で安心なものになるのです。
犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れることが自然にできる社会にするため次の事項を重点事項としています。
① 出所者等の事情を理解した上で雇用する企業の数を増やすこと
② 帰るべき場所がないまま、刑務所から社会に戻る人の数を減らすこと
③ 薬物依存からの回復と社会復帰を長期的に支える地域の環境を作ること
④ 犯罪をした高齢者・障害者等が、社会復帰に必要な支援を受けられる環境を作ること
第61回"社会を明るくする運動"中央推進委員会では,「黄色い羽根」を運動の正式な広報資材とし,運動の一層の定着のために活用していくことが確認されました。
この「黄色い羽根」は,長崎地区保護司会が考案し,第58回の運動から取組を始めたもので,運動のシンボルマークであるヒマワリと,刑期を終え出所した男性をあたたかく迎える夫婦愛を描いた映画『幸福の黄色いハンカチ(昭和52年,山田洋次監督)』にヒントをえて作られたものであり,全国各地に広がりを見せています。
"社会を明るくする運動"~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。令和7年で75回目を迎えます。
テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしはすべての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。犯罪や非行をした人自身が罪に向き合い、心から反省し、立ち直りに向けて一生懸命努力することはもちろん大切です。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもまた、とても大切なことです。
"社会を明るくする運動"では、再犯を防止して犯罪や非行のない地域社会をつくるために、一人ひとりが考え、それぞれの立場で関わるきっかけをつくることを目指しています。
"社会を明るくする運動"では、街頭広報、ポスターの掲出、新聞やテレビ等の広報活動に加えて、だれでも参加できるさまざまな催しを行っています。イベントに参加したり、このホームページを見たりしたことなどをきっかけにして、犯罪や非行のない安全で安心な社会を実現するため今何が求められているのか、そして、自分には何ができるのかを、みなさんで考えてみませんか。
“社会を明るくする運動”では,これまで法務大臣からのメッセージを地方公共団体の長へお届けしていたところ,第65回からは内閣総理大臣からのメッセージとなるなど,法務省だけでなく政府全体の取組として進められるようになりました。
法務省では,再犯防止や更生保護,社会を明るくする運動などについて,SNS等を通じて情報発信をしています。
社会を明るくする運動ホームページ
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/syamei/
保護局公式Instagram
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保護局公式X(旧Twitter)
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