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無題ドキュメント

更生保護法人 三重県保護会

三重県保護会の沿革と事業の動き

主な業務

更生保護施設で宿泊場所や食事の提供を行なっています。
また,生活指導や就職支援も行い,社会の一員として自立した生活をおくる基盤づくりを行うことで,再犯を防ぎ,安全安心な社会を作るための重要な役割を担っています。

三重県の更生保護施設

三重県の更生保護施設は,明治27年に事業を始め,大正2年に三重県保護会と改称し現在に至る三重県内唯一の更生保護施設です。

宿泊・食事の供与

被保護者は,暖かい家庭的な環境の中で生活し,調理員による栄養バランスの良い手作りの食事の提供を受けます。季節にあわせて,七夕会・お月見会・クリスマス会・お餅つきなどの行事も行われます。また,県内の更生保護女性の会会員による給食支援が定期的に行われます。偏見や差別のない優しい環境の中で,社会の一員としてより良く生きる力を身につけさせます。

生活指導

被保護者が守らなければならない事項「寮の規則」があり,厳格な遵守が指導されます。規則正しい生活,金銭管理,断酒などについて,保護観察所と連携を取りながら補導職員が適切な指導を行っています。また,より良い社会の一員として生活する技術を身につけるため,補導職員が定期的にSST(Social Skills Training)を行っています。社会奉仕活動としての地域清掃活動や季節行事での更生保護女性の会および地域の方々との交流活動も行っています。

三重県保護会

就労指導

法務省と厚生労働省が連携した就労支援事業が行われています。この事業に携わるハローワークの専門職員の指導や更生保護協力雇用主の協力のもと,就労の支援が行われます。

福祉への橋渡し

福祉の援助が必要な被保護者には,福祉職員が中心となり,「三重県地域生活定着支援センター」をはじめとするさまざまな関係機関と連携して福祉への橋渡しを行っています。

福祉職員の配置

高齢又は障害により特に自立が困難な被保護者に対する処遇の充実を図るため,平成28年8月1日から福祉職員を配置しました。