師走の１２月１６日、防寒コートの襟を立てながら、明和町役場研修室に保護司薬物乱用防止指導員等１３名が参集。県薬事グループを講師に、薬物犯罪状況、芥子の繁殖分布状況と見分け方、脱法ハーブ、マシュルーム等々について研修協議。薬物乱用防止に対し再認識を深め、本日の啓発会場である明和町ジャスコ店へ、寒風吹きすさぶ中、クリスマスの歌に迎えられ、年末が真近いことを感じる。行き交う人々もどこかせわしい感じがする。
早速、会長よりのミーティングを済ませ、啓発グッズを手に数グループに分かれ所定場所へと向かう。
「今日は、薬物乱用防止活動を行っております。ご協力ください」とグッズを渡しながら声をかける。
「寒いのにね、ご苦労様、そういう方も見えるんですね」と世相を心配する声が返える。
罪を犯す人、罪の深さに更生に身をおく人、泣く家族等々、走馬灯の如くあれこれと思いが巡る。身をふるい起し帰路につく。

薬物乱用防止活動